開腹子宮全摘手術 + 両側卵管切除術の記録

2018年12月5日入院 / 6日手術 / 14日退院 + それから

術後 / 3日目

お腹は下るよ状態は3日目の朝8時頃まで続く。もうね、私から何が出て行ってるのかわからない。

朝食におかゆが出たけれど、何も食べられず下げてもらう。食べたいのに下るのが怖い。断腸の思い。その代わり点滴続行になってしまった。

回診は9時、傷はくっついているようで安心。「傷見てみる?」と言われれるも、恐ろしくて見れない。ガーゼを外す。内臓の気持ち悪さ&痛みは続いている。お腹の中を色々といじったので、気持ち悪さは仕方がないと言われる。そう聞いて多少安心。原因があるのであれば、時間が経てばどうにかなるのだろう。この時間になると身体のだるさは続いているが、下すことはなくなった。もう何も入ってませんから!

正午。お昼が運ばれてきた。小腹が空いている。缶詰と思われるミカン、とろろ、大根を小さくして炊いたものを少しいただく。大根とみかん・・・こんなにおいしかった?!八分粥とお魚は食べられなかった。

今日も立つ練習。昨日と同じベッドに座るだけで呼吸が苦しい。汗は異様にかくし、呼び掛けに声を出したくても痛くて出ない。どのくらい頑張るべきなのかわからない。時間をかければもう少し動けたかもしれないが、ここでタイムアウト。無念だけれど、ベッドに戻る。

午後、大きいサイズのヨーグルトやプリンを持って母が雪の中面会に来てくれる。2時間近くしゃべって帰っていった。面会は疲れるけど、うれしい。 また痛み出したので麻酔をいれてもらい、内服薬も飲む。落ち着いた。

疲れてぼんやりうとうとしていると夕飯が運ばれてきた。食べたい。今度ははっきりと食欲を自覚した。肩と首が凝って痛い。身体からはまだ空気が抜けていない。冷たい煮物と卵の入ったお味噌汁をいただく。おかゆは五分になっていたけど食べれなかった。味は薄いけれど、本当に美味しい。 普段からこのような食事がいいんだね、と仕事帰りの夫と話す。
疲れているのに病室に立ち寄ってくれる。一日のたわいのない話をして笑う時間はうれしい。有り難いなとつくづく思う。8時半頃帰って行った。昨夜は私の交換用オムツを探して深夜のドラッグストアをあちこち回ってくれたので相当疲れているはず。

そしていま、確実に身体が回復していることを実感している。手術とその後の処置が的確に行われていることは勿論、身体自体が良くなろうと必死で闘ってくれていることを感じる。そんな身体に長いこと負担をかけてしまった。反省しきり。でもとことん反省した方がいいと思う。