開腹子宮全摘手術 + 両側卵管切除術の記録

2018年12月5日入院 / 6日手術 / 14日退院 + それから

かかりつけ医のもとへ

3日目。今日も熱は下がらない。予防接種と風邪の時の2回しか受診したことはないけれど、勝手に「かかりつけ医」と思っている近所のS内科クリニックへ。ここは完全予約制&午前中だけの診察となるため、当日電話をかけて予約が取れたのは奇跡に近い。

先生の優しい笑顔と声を聞いていたら、なぜか突然涙が溢れ出て止まらなくなった。
先生は私の急激な変化には何も触れずに診察を続けている。尿検査と血液検査。数値を見ながら、やはり白血球の数値が異常、と言われる。

その後、私のお腹を触る。その瞬間「ここだね」と私をまっすぐ見つめる。
筋腫のことは言っていなかった。違う病院の先生に診てもらっていたから。

「自分でも何となくわかっているよね、これが原因だって。もうね、身体が悲鳴を上げているよ。他の臓器にものすごく負担をかけている。手術しよう。限界にきてるよ。」

「でも今通っている病院はお薬(ディナゲストと鉄)を簡単にくれるから何年も行っているけれど、先生は全く信頼することができなくてあそこで手術はしたくなくて。」と答えると、「じゃあ、◯◯病院(市立の大きな総合病院)に紹介状を書くから、そっちでいい?」とSクリニックの先生は言い、私は「お願いします」と即答。

すぐに先生は看護師の方にそのことを伝え、紹介状が無いと受診できない◯◯病院へ連絡を取ってくださり、翌日婦人科を受診できることになった。ほっとした反面、突然の展開に驚いたのと熱があるのとでその夜は眠ることができなかった。